選手と一緒に成長出来てるか。
最近選手たちをみていて気づいたことは、ひとりでサッカーをするのも案外大事かもしれないということ。
1、2年生はボールに必死で、周りのことを気にすることが苦手だ。
でもそれは、ボールと向き合えているとも言える。
僕はピッチで孤立出来ない選手だったからこそ、常に周りを気にしていたし、仲間と一緒にサッカーをしていた。
ひとりでボールを蹴って遊んでいるときも、イメージの中でいつも誰かがいた。
その分ボールや自分の身体の感覚に向き合う時間が短かったのかもしれない。
指導者はサッカーを11vs11から考えることが多い。
ゲームモデルを落とし込みたいのであればそれは理にかなった考え方だと思う。
だけど、選手たちは1vs0からサッカーが始まることが多い。
自分とボールの関係から始まり、相手を認識し(1vs1)、味方を認識し(2vs1)、その数が増えていく。
選手の気持ちになって考えることが本当に出来ているか自分に問い直したい。
選手の感覚と逆方向から設計されたトレーニングは掴みにくいかもしれない。
でも、ちゃんと11vs11に繋がるように。
ここの導線をつくるのも、指導者の使命なのかな。
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