しこりはどこにある?
サッカーの志導をしていても、学校教育の志導をしていても、観察が大事だなぁと感じる。
目の前の現象だけでアドバイスをしたり、解決策を提示するのは成長を阻害する気がする。
突っかかってるところはどこなのか?
見て、観て、診て、視て、聞いて、聴いて、訊いて仮説を立てる。
パフォーマンスのことで言うと
こんなことできたらもっといい選手になるなぁ。と思いながら、
できない理由を探して、できない要素を砕いて砕いて、
できることを潰さないようにしながらできることを増やす。
でももっと重要視しているのは、
選手たちの人間味だったり、生き方だったり、価値観に影響を与えること。
いまアプローチしているのをざっくり言うと、
低学年は感情と思考を現実世界に表現できるようになってほしい。
高学年は自分で問いを立てられるようになってほしい。
それは、言葉だけじゃ無理。志導者自らが見せないと。
選手たちの5年後10年後をイメージするのは楽しいけどすごい大変さもある。
志導とは、ピッチの中だけで行うものじゃない。
彼ら彼女らの未来を想像することこそ、「志導」だ。
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