Book Report 4

『君の膵臓をたべたい』(住野よる)

友人の紹介で知った本。

小説を読むのは久しぶりで、単純に面白かった。


読んでいて気づいたのは、

小説の主人公って、無口だったり、友達が少なかったり、読書好きって設定がやたら多いなってこと。

多分本を読む人が共感しやすくしているんだと思う。


こういうのってビジネスの視点と似てるのかなって思った。

ターゲットに合わせたものを提供する。


今この作品は映画化をしているから、映画では主人公の設定が変わっているのか同じなのか観てみたい。


内容は面白かった。

言葉の重み、使い方、表現の仕方が面白かった。

あとは、主人公の心境が呼ばれ方に現れているという表現も斬新だと感じた。

でも皆が共感できる感覚なんだと思う。


人生についても考えされられた。

時間の価値が人によって変わってはならないと考える主人公の気持ちもわかるし、

実際に価値が変わってしまう現実の虚しさも。


俺の価値はいくらだろう?

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